焼酎:芋
★芋麹の芋焼酎は誰が最初につくった?
「芋麹」に初めて挑戦した方は国分酒造の安田杜氏(←トジ/トウジと読む)
通常の芋焼酎造りでは「米麹」を使うことがほとんどなので「芋麹」とさつま芋で造った芋100%の芋焼酎は話題になりました。
★そもそも芋麹って?
芋麹とは、さつま芋に麹菌を生やして発酵させたもの。
米麹のお米の代わりにさつま芋を使っていると考えると分かりやすいかもしれません。
安田(国分酒造)
香り華やかなライチやマスカット系の匂い。
ロックや炭酸割りとの相性は◎
米麹を使わず、芋で麹を造り仕込んだ芋100%の焼酎で、100年昔の芋「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」を使った唯一無二の芋焼酎。
国分酒造の杜氏(とうじ)となった「安田宣久」に由来。
500円
伊勢吉どん(小牧醸造)
男っぽさ満載の芋の風味強めな一品。荒々しい喉越し。
小牧酒造の地酒で地元で深く愛されている。
現在の小牧醸造の商品の中では最も古い銘柄。
500円
宝山 白豊印(西酒造)
花っぽい香りで、後味は芳醇な芋の甘みが余韻として残る印象。
「綾紫」「紅東」「白豊」と3品種のさつまいもを原料とする西酒造の情熱シリーズ。
その中でもでんぷんがぎっしり詰まった「白豊」を使用。
500円
佐藤 黒麹仕込(佐藤酒造)
焦がしたようなほんのりとした甘さで焼酎初心者にもおススメ。
黒麹仕込み独特の力強さを表現し、黄金千貫(←芋の種類)の香りと甘さを持っています。
力強い香りと味わいに、丁寧な熟成による滑らかな舌触りをもたせ、繊細&重厚な飲みごたえを感じられる一品。
600円
佐藤 白麹(佐藤酒造)
黒に比べて風味が強く芋っぽく、流通量も少なく希少価値が高い。
黒で物足りなければ白をどうぞ。白麹のやわらかい酒質に素直な黄金千貫(←芋の種類)の甘さを感じられます。
深い味わいを楽しみながら酒席を賑わせる一品。
600円
ひとり歩き(古澤酒造)
ジョイホワイト(←芋の種類)使用。
ジョイホワイトは食べても美味しくないが焼酎にすると抜群。
その芋焼酎用に開発された「ジョイホワイト」を使った造りにいち早く取り組んだ一品。
基本軽めで芋の優しい甘みが特徴。
お湯割りなどが好きな人にはおススメ。
500円
風光る(神川酒造)
黄金千貫(←芋の種類)に比べ3倍くらい糖度が高い安納芋を使用。
そんな甘みを兼ね備えているので初心者でもOK。
年に2回(3月9月)の限定発売。
500円
Flamingo orange(国分酒造)
名前のまんま。オレンジや洋梨の様な柑橘系の香りと軽やかな後味を味わえる芋焼酎。
女性や洋食店での取り扱いも多く、新鮮なサラダやフルーツに合う一品。ソーダ割りがおススメ!
600円
謳歌(黒木本店)
なんとなく紅茶を思わせる一風変わった風味。
タマアカネ(←芋の種類)を使用した軽快なでスッキリな後味。
600円
晴耕雨読(佐多宗二商店)
芋とコメをブレンドした焼酎。なので芋の風味がありながらすっきりとした飲み口を味わえます。
黄金千貫(←芋の種類)を原料とする「晴耕雨読」は、芋の香りを残しつつ、丸みある香りを持っているので、万人ウケするマイルドで優しい味わいです。
500円
一尚シルバー 黒麹(小牧醸造)
呑みやすさ抜群!芋の香ばしい風味と綺麗な甘み。創業時の想いや伝統製法を大切にしながら、思いを込めて造られた一品。 100年前に存在した麹菌と酵母菌から現存するものを用いている。「一尚」という銘には小牧一徳・尚徳兄弟の名前からとっており、兄弟で蔵をまとめ、責任と自信を持って提供できる焼酎を造ろうという気持ちと、【一尚(=一生)】のお付き合いの想いも込めてつけられたネーミングとなっている。
600円
千本桜(柳田酒造)
一時、製造が途絶えるも、現在の杜氏(トウジ)が復活を果たした一品。ロックやソーダとの相性抜群。
柳田酒造は明治35年創業。大量生産せず酒屋への限定流通も敷かれてます。
3代目まで芋焼酎(千本桜)を生産するものの、4代目が代々続く蔵を守るため一変。
以降、麦焼酎一筋に(※現在、宮崎県内で麦焼酎専門は柳田酒造のみ)。
その後、5代目が「千本桜復活」の思いを胸に就任。35年ぶりとなる平成25年に見事復活した歴史を持ちます。
500円
優しい時間の中で(国分酒造)
年に1、2回しか入ってこない限定もので希少価値が高め。
焼酎なのにバナナ系の風味。「香りの追求」という企画から生まれた一品。
鹿児島県産の紅はるか(←芋の種類)を原料に、ミナミヒカリ(←芋の種類)を麹米にして番麹と鹿児島香り酵母1号を使用して・・・・・と、細かい事はさておき、飲んだ瞬間、感じる旨みと甘みが口中に広がります。
500円
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